ばけばけ パイナップルはいつから日本に?

ばけばけ

ばけばけ38話でヘブンが食べたいと言っていたパイナポー、パイナップルが39話で登場しました。パイナップルは当時の松江にあったのでしょうか?

パイナップルの原産地は?

原産地はブラジル、パラナ川とパラグアイ川の流域地方です。この地でトゥピ語族のグアラニー語を用いる先住民により、果物として栽培化されました。

・15世紀末にヨーロッパ人が新大陸へ到達した時は、既に新世界の各地に伝播、栽培。

・1493年 クリストファー・コロンブスが西インド諸島のグアドループ島で発見した後、急速に他の大陸に伝わる。

・1513年 スペイン その後→ インド航路 → アフリカ、アジアの熱帯地方

※イエズス会の修道士たちは、パイナップルを珍しい果物として時のインド皇帝アクバルへの貢物として贈りました。

・1558年 フィリピン →・1599年 ジャワ →・1605年 マカオ

1650年ごろには福建省経由で台湾へも伝わりました。

 

パイナップル 日本にはいつ?

日本では、1830年東京の小笠原諸島・父島に初めて植えられました。また、1845年にオランダ船が長崎へもたらしたとの記録があり、沖縄では1868年に石垣島沖で座礁したオランダ船から苗が得られたとの記録から考えると、小泉セツがハーンの女中として働くようになったのは1891年(明治23年)と言われていますから、その頃にはパイナップルは日本にもあったようです。

 

パイナップルは明治時代の松江にあったのか?

しかし、商業ベースでのパイナップル栽培が日本で本格的に始まったのは昭和になってからです。そのころまでは輸入パイナップルが一般的だったことを考えると、明治23年の日本では希少で貴重な珍しい異国の果物だったことでしょう。

トキが食べたパイナップルが日本産のパイナップルであったとしても、物流面から考えて、沖縄から島根県に生鮮食品であるパイナップルを運ぶとなると、たいへん難しくやはり貴重で高価であったことでしょう。しかし、ごく限られた富裕層や、パイナップルの流通に融通が利くとか、特別なルートを持っている場合は、パイナップルを手に入れられなくもないと思われます。

ヘブン先生は高い給金を島根県からもらっていましたし、買うことはできたでしょう。そしてあの山橋薬舗なら…なにか特別なルートかコネクションを持っていた可能性はおおいにあります。

結論

明治23年の松江にパイナップルがあったか問題の結論としては、すごく難しいけどあったかもしれない、です。トキとタエが美味しそうに食べて笑い合う姿や、松野家の人たちがワイワイ言いながらパイナポーを囲む様子は見ていてとても楽しめましたし、ドラマの中のことですから、あったかもしれないね、と大らかに受け止めていいのではないでしょうか。

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